よみもの6

悔しさから生まれた逸品
~まぜちゃい菜の物語~

まぜちゃい菜

悔しい思いから社員一丸となって完成した「まぜちゃい菜」
「第4回 漬物日本一決定戦T-1グランプリ」グランプリ受賞
選ばれし漬物。ベストオブ「ご飯のお供」!

社員一丸情熱の結晶「まぜちゃい菜」

丸長食品不動の看板商品「まぜちゃい菜」
2014年漬物日本一を競う「第4回 漬物日本一決定戦T-1グランプリ」全国大会にて見事グランプリを受賞し、たちまち人気商品になった。

グランプリ受賞の前年、丸長食品金井社長は、若者の漬物離れが気になり、サラダのようであり浅漬のような商品「青トマとサラダ」でT-1グランプリ関西ブロック大会に挑戦。大会では大差の1位だったこともあり、全国大会での優勝も頭をよぎったが、残念な結果となった。審査評を聞いたところ、「味は十分に評価されていたが、漬物かと言われると・・・」斬新さが仇となってしまい思っていた評価と異なる悔しい結果であった。しかし、「何くそ!」と気持ちを奮い立たせ、巻き返しを図る。「次は正統派の漬物で」

プロジェクトチームを作り、滋賀県産の野菜を使い、いろんな料理の具材としても使えるような商品にする。そんな情熱を巡らせながら、金井社長は好物だった日野菜漬に注目した。日野菜は滋賀県の伝統野菜であり、1本の姿でぬか漬けにするが、根っこの部分しか使用せず、葉の部分は畑に捨てられていることが目につき、おいしい葉の部分も何かに利用できないものかと考えていたことから日野菜で勝負しようと決意。日野菜を細かくカットすることで他の食材とも混ざりやすくなる工夫をし、きゅうりや浅小井トマトで知られる、浅小井農園の青トマトを入れることにより食感も楽しめ、秘伝の醤油ダシで味のバランスを整えた。

試作を社員に持ち帰ってもらい、どんな料理に合うか研究するよう求めた。その結果を社内で吟味し、改良に改良を重ね完成となった。完成した商品を食べた金井社長の妹が「何に混ぜてもおいしいわ!」と言ったことから「まぜちゃい菜」と名付けた。
丸長食品が一丸となって作った結晶「まぜちゃい菜」。翌年リベンジを果たし、見事日本一を獲得した。

滋賀県の伝統野菜・日野菜の葉をベースにきゅうりや青トマト、青唐辛子、シソなどを加え、絶妙な酸味とピリ辛が食欲を掻き立てる。チャーハン・パスタ・トースト・たまご焼きとの相性抜群。何にまぜてもおいしく万能調味料としていろんな料理に使っていただきたい逸品だ。

また、まぜちゃい菜をタルタルソースにした商品「まぜタル」。瓶タイプだけでなく、チューブタイプもあり冷蔵庫でも場所をとらず保管しやすくおすすめだ。

まぜちゃい菜原料

まぜちゃい菜

まぜちゃい菜おにぎり

まぜちゃい菜ご飯

まぜちゃい菜瓶

T-1グランプリ盾

株式会社丸長食品

日野菜

日野菜畑

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